2021年2月27日土曜日

一斉休校から1年


本日の明星大学は晴れ。良い天気です。

吹奏楽団の練習でした。今日は、2月27日。いろいろ思い出します。

昨年の2月27日、政府は、全国の小学校中学校高校を休校にすると決め2月28日には、文部科学省から一斉休校の通達がありました。

当初、3月2日から春休みまでの休校が、4月7日に緊急事態宣言が東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県に発出されたため5月6日まで延長。さらに4月16日には、この緊急事態宣言の対象が、日本全域に拡大されました。

最初に指定された1都、1府、5県に北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府を加えた13の特定警戒都道府県は、5月31日まで宣言を延長。6月上旬から分散登校、下旬から一斉登校が再開されるまでの3ヶ月間、学校へ通っての学習が止まりました。

大学は、今年度、対面授業ができなかったところがほとんどでした。

1年間を振り返ると、やっとここまで来られたという事が増えてきたように思います。

感染症対策をしての合奏ができるようになったのは、感染症対策のガイドマップをつくり、安全に安全を重ねて、リモート合奏や配信のためのレコーディングや撮影などを経て、やっとできるようになったという感じです。

10月11月頃は、東京でも演奏会が開催されるようになりました。2回目の緊急事態宣言が発出されましたので、また止まってしまいましたが、それでも1回目の時のように全面的に止まっているわけではありません。



大学の対面授業ができなくなり、リモート授業用教材動画を作りまくったのも、大いに役立っており、これらの技術は、新型コロナウイルスが、収束したあとも、かなり有効なものであると感じています。

しかし、1年経ってもできていないものもあります。

私の場合、映像編集です。

これは、学習コストが高く、かつ私にセンスがないことがわかったので、結論として、専門の方にお願いすることにしました。

このブログのアーカイブを読み返すと、6月くらいまでは、やる気満々だった様子が見られます。

自分のところのもの以外のものを作りはじめたところから行き詰まりはじめたところを見ると、あくまでも趣味レベル。多少できることが増えましたが、限界を感じます。

それに比べると音楽編集は、とても楽しく技術向上を実感しています。自分自身に教える感じが好きです。音の世界の可能性にあらためて気がつきました。

指導者として、教えたいこと、教える技術が増えました。こちらの勉強は、これからも続きそうです。

この先、どうなるか先行き不透明ですが、もうどの分野でも教育が止まらないようになったと思います。

音楽教育もどんどん前進できます。

もっと、ずっと、音楽ができるような社会をつくりたいです。

皆様、いろいろと教えてください。

では。