2025年1月2日木曜日

1月2日 練習始め

 


本日から明星大学アンサンブルコンテストチームの練習開始。

1月5日に予選があるので正月出勤もやむなしです。

大会3日前の今日はクラリネット四重奏、金管八重奏の大学生が頑張っていた。

明日からはサックス四重奏も合流する。

東京都大学アンサンブルコンテストの規定により、ひとつの大学から2チームしか都大会に上がれない。3チームとも都大会に進める優秀な順位でも1チームは落ちるわけです。

そんなわけで監督としては、積極的に3チーム出そうとは思いませんが、それでも出たいという場合は出てもらってます。

そうしないと大会自体が衰退してしまうからです。

そもそも大学の部に与えられている全国大会の枠が少ない。大学の部を発展させたいのであれば倍にしてもよい。

関連して、少子化の中、日本の吹奏楽を発展させたいのなら、小学生の部と大学の部をもっと盛んにしたほうがよいと思います。大会に限らずですが、全国大会から変えた方が時間はかからないでしょう。(小学生の部は改革が始まりましたが大学はまだ。間に合うのだろうか。)

前後しましたが、これ、この先の吹奏楽界にとってかなり重要なことですので、教育委員会で出生数減少データを見た2013年から言い続けております。

教育委員会にいたとき、今までうっすらと想像していたものより大きく早い変化予測に危機感を持ち、小学校中学校一貫教育音楽担当として、小学校中学校の活動、特に小学校の充実を促進し、結果的に学級減なのに部員増と反比例現象になった。

小学校の衰退とともに羽村第一中学校吹奏楽部も萎んでいきましたが、今の先生の努力により、小編成でも質を維持している。

全日本吹奏楽コンクール中学生の部やマーチングコンテストの編成も全体的に小さくなっています。

日本の大学の数からすると、中学校、高校よりも大学のほうが萎むのは早いと思う。器楽人口を増やす努力もしなくてはいけない。

今、頑張っている大学生を応援すべき。

小学生や中学生に楽器が演奏できる環境を整えるべき。

具体的に始めたいと思います。