2019年8月30日金曜日

大学合宿終了 コンクール選曲について

おはようございます。

今日の関東甲信越地方は、雨、曇り。

明星大学学友会吹奏楽団は、9月7日の東京都大会に向けた合宿を行いまして、本日が最終日であります。

課題曲は、Ⅳ「道標の先に」、自由曲は、「ローマの祭り」。

なぜか、よく質問されるので、今回の選曲について少し書きます。
東京都大学吹奏楽連盟のコンクール申込締切は、6月中旬。
毎年、5月のJBCバンドクリニックで、新譜を含めて楽譜を見て決めています。
今年は、楽譜というよりゲストバンドでありましたアメリカ海兵隊音楽隊の演奏にかなり影響を受けました。

コンサートでは、彼らが演奏したスーザのマーチに感動しました。私は、元々、スーザのマーチが好きで、よく演奏します。
小学校、中学校の時の先生方が、スーザのマーチをよく演奏させてくれた。
とても馴染みがあるのです。

テンポが速い4拍子系コンサートマーチでなく、8分の6拍子のマーチを選んだのは、海兵隊バンドの素晴らしい演奏が、忘れられず、どうしてもあの演奏スタイルに挑戦したかったからです。
取り組んでみると、明星大学学友会吹奏楽団のプレイヤーたち、音楽的要求によく応えてくれます。
というわけで、楽しく挑戦ができてます。

次に自由曲。

当初、自由曲候補にしていた曲は、海外作曲家、邦人作曲家のオリジナル作品でした。
しかし、バンドの編成上、足りないパートがあり断念。
バンドに合わせて私が、アレンジすることにしました。
出来上がっている楽曲を演奏するのではなく、今年のメンバーに合った曲をアレンジしようと路線変更したわけです。
指揮者としてローマの祭りをコンクールで演奏するのは2回目。
1回目の時の酷いアレンジ譜面を直して演奏します。

私、中学校吹奏楽指導は、小編成バンドからスタートしました。
楽器も楽譜もお金もなかったので、自分でアレンジしました。
しかし、編曲については、全くの素人。
最初のころは、本当に酷い譜面を書いてました。生徒に申し訳なかったと反省しています。当時の生徒の皆さん、すみませんでした。

たくさん勉強しましたが、今でも良いとは言えない。

作曲することや、芸術作品のアレンジには、才能、センスが、必要であります。
本業の作曲家の先生方は、素晴らしいと思う。
私は、作曲家の先生方を尊敬します。
プロが書いた譜面は、美しい。

頭の中は、どうなってるのだろうか。
お話する度に興味がわきます。

というわけで、今年度の選曲は、原点回帰の意味合いもあります。

ちなみに羽村第一中学校吹奏楽部の課題曲、自由曲選曲は、今年の2月に屋比久勲先生のお見舞いに行ったときの先生の御意見を聞いて決めました。

9月7日は、大学、9月8日は、中学校のコンクールです。

高みを目指し頑張ります。