本日は、パソコン仕事が長かった。
動画をつくったり、音楽編集したり。
クリエイティブな仕事なのですが、私、楽譜は手書きが早いし、文章も実は手書きが好きです。
割と筆算も好きです。
手作業、捨て難い。
しかし、提出するときには、データ化しないといけない。二度手間にならないようパソコンを使う。
大量の情報量を結果的に早く処理できるためパソコンは現在の仕事には必須です。
私の領域ですらこのような感じなのですから、もっともっと大変なことになっている方々もいらっしゃるのでしょう。
私の割には、時代の最先端な感じの仕事を終えて、夕方から大学生たちと合奏。
今日も楽しかったなー。
明星大学学友会吹奏楽団の楽器編成で、私好みのバランスを考えると、最近は、ヘ音記号の楽器が少なく感じてました。
今日は、数人増で合奏できました。
そう!そう!
この中低音の充実したサウンドが好みです。
宝島と情熱大陸を演奏した。
大学生らしい気持ちのよい演奏だった。
明星大学学友会吹奏楽団の高音楽器プレイヤーたちが、かなり強力になってきたので、集合音の中低音含有率を増やしたかった。嬉しかったです。
最近、よく思い出すのですが、吹奏楽の神様と呼ばれた屋比久勲先生は、バンドのサウンドづくりで、とても低音を大切にされておられた。
真和志中学校、石田中学校、小禄中学校、首里中学校、福岡工業大学附属城東高校、鹿児島情報高校、九州情報大学。御指導されたバンドのサウンドには中低音楽器が過不足なく含まれている。
素晴らしいセンスだと思います。
打楽器もバスドラムの音への拘りは、普通ではなかった。低音が超カッコイイなと思いました。
屋比久先生指揮の某バンドがダッタン人の踊りで全国大会に出場した時、トロンボーンセクション、特にバストロンボーンを指導してくれ!と直前の練習に行ったことがあります。
私は、十分上手だと思いましたが、屋比久先生の要求は妥協なくとても高い。
かなり具体的に「こうしたい」と依頼がありました。
全国大会では、感動的な素晴らしい演奏をしました。
今日、一瞬その手の音がした。
音も記憶に残ります。
人間がやることには、コツコツと積み上げてきた良さというものがありますね。
今、明星大学学友会吹奏楽団に集まってきている若い子たちにもいろいろな経験があり、それらが集まってまとまったときの音楽、サウンドは素晴らしい。
調和のとれた人間づくり
屋比久勲先生が、そう仰り、生涯実践されたこと。
音楽とは調和とは教育とは、と手作業とテクノロジーと向き合い、考える一日でした。