こんばんは。
自宅勤務が長くなり結構リモートワークに慣れてきました。
今、自宅にいる事が求められていますので、その協力としては、100点です。
元々、人と会うことが仕事だと思っていますので、会わないリモートコミニケーションというものに慣れてくるとは、意外でした。
最近、創作する仕事をしています。創作といってもソフトウェアでできる範囲なので一から創っているわけではありません。
全部を自分でつくることに憧れます。
例えば、作曲ができる人って素晴らしいなあと思います。
頭に浮かんだものを楽譜にしているのです。
小説家なども素晴らしいです。
頭の中がどんな風になっているのだろうか。
さて、頭の中にあるものが、尽きてきた(早い!)
何かで仕入れようと本を読んだりスコアを読んだり音楽を聴いたり映画を見たりしている。
多少入ったのですが、バーチャルでなくて、実際の景色などをこの目で見るために出かけたい、旅したい。
中学一年生のコンクール自由曲は、アルフレッド・リード作曲「クイーンストン序曲」
この曲は、カナダのナイアガラの滝の近くにあるクイーンストン公園で行われた式典のために作曲されたと楽譜に記されていた。
図書館に行ってクイーンストン公園を調べたら1812年の米英戦争の戦場跡にある公園ということがわかった。
美しい風景の写真があり、いつか行ってみたいと思いながら演奏しました。
中学二年生のコンクール自由曲は、アルメニアンダンスpart1。
この曲は、アントニン・キューネル指揮、武蔵野音楽大学ウインドのレコードを買い調べました。
アルメニアの学者が集めた民謡をもとにリード氏が作った曲で、よく覚えてないのですが、part1 part2に分かれているのは、それぞれ別々の出版社から出したからみたいなことが書いてあった?いや人から聞いたんだっけかな?という勉強をしたように覚えている。
アルメニアというところに行ってみたいなあと思いながら演奏した。
その年、フレデリック・フェネル指揮で東京佼成ウインドオーケストラが、沖縄公演をした。図々しくも佼成ウインドのプレイヤーの出待ちをして、レッスンをお願いした。
なんと萩谷先生が、基礎とアルメニアンダンスもレッスンしてくださった。
九州大会の審査員にアントニン・キューネル先生もおられた。
結果は、支部大会銀賞で、全日本には行けなかったのですが、とても思い出深い年でした。
思い返せば、デニス・ウィック先生もイギリスから金管アンサンブルで来たり、祖堅方正先生が日本のトッププレイヤーを集めた祖堅方正ブラスアンサンブルが、浦添市民会館で演奏会をしたり、1986年海邦国体のために高校生で構成する式典吹奏楽団のために在京プロオケプレイヤーがレッスンしてくださったりと当時の沖縄は、恵まれていた。
多感な中学生の頃に演奏した名曲や、その頃に聴いたプロによる名演奏や教育が、感性を養ってくれたのだと思う。
呼んでくださった当時の先生方に感謝してます。
ありがとうございます。
想像を膨らませて、実際に外国に行って見て想像と違ったりしたこともありますが、それも良かったし面白かった。まだまだ知らないことが多いのが、知る喜びとなります。
まだ、クイーンストン公園もアルメニアにも行ったことがありません。
いつか行きたいです。
よい経験をさせてもらっているのに自分自身が大したことができないのが歯痒いところではありますが、この辺のことを伝えていけたらなと思う。
リモートワークの取材は、やはりリモートワークか。
外に出て知見をひろげられる日が来るまで、エネルギーをためておこう。