2019年5月11日土曜日

明星大学授業 吹奏楽 吹奏楽コンクール選曲

おはようございます。
本日の羽村は、晴れ。
よい天気です。
今日は、明星大学授業。

吹奏楽の授業であります。
本日の授業では、金管楽器体験。
金管楽器のメカニズム、奏法をやりました。
楽しかった。

最近、授業準備の中、吹奏楽コンクール選曲をやってます。
自由曲は、8分から10分くらいの曲を中学校、大学合わせて10曲候補があります。
その中からそれぞれ一曲に絞るわけです。
課題曲もそうですが、音を出して決めたいので、私、プレイヤーにも練習時間ぎなければいけません。
練習時間が減り、このスケジュールが上手くいかない。

中学校の先生方にどうやってるのか聞いたところ、同じ状況の方が、多い。
さらに、時間が無いので、昨年、一昨年にコンクールで取り組んだ曲を今年もやるという学校が増えているそうです。
私は、違う理由で、同じ曲を繰り返しコンクールで演奏してきました。
長く取り組む曲ですから内容があり生徒を成長させる楽曲がよいと考えてます。
指揮を習いに行ってた頃、先生から、「一回やったことがあるのがレパートリーというのではありません。スコア、パート譜の隅々まで知り、何回やっても新鮮な演奏、発見がある状態を経て、レパートリーだ。」といわれました。

生徒の成長のためのコンクール出場、コンクール曲の選曲です。
コンクールに出るために生徒を上達させるわけじゃない。
生徒が成長するように音楽を教えていきたいです。
ということは、指導者がよく理解している曲をやるべきなのではないか。
というのが、私の意見。
しかし、素晴らしい音楽をたくさん知り、伝えていきたいという音楽家としての思いもあり、コンクール以外で、名曲には、数多く触れさせていかなければと思います。

時間がないから同じ曲をコンクールでやるという見方からは、いろんな面で、大変困っている状況を想像します。

美しい曲で、気に入っていて、生徒たちのためになるのなら何回やってもよいのではないでしょうか。
選曲にあまり神経を使い過ぎず、音楽指導に力を注いでいくのがよいと思います。

さて、来週末は、ジャパンバンドクリニック。
新譜が、多数紹介されます。
私は、バンドクリニックで選曲することが多いです。
よい曲に出会えたらよいなと思います。
しかし、今から練習となると、スケジュール的には、さらにキツイですね。
時間が、ないはずじゃなかったっけか。
いろいろ書きましたが、よい曲を演奏したい。
こればかりは、譲れない。

もう少し検討します。