2020年5月11日月曜日

吹奏楽コンクールが中止になりました その一

5月10日(日)正午に全日本吹奏楽連盟が全日本吹奏楽コンクール、全日本マーチングコンテスト、全日本小学校バンドフェスティバルの中止を発表しました。


吹奏楽コンクール中止をうけて、私見を述べようと思います。

私が、初めて吹奏楽コンクールに参加したのは、中学校一年生の頃。
プレイヤーとしては、中学校3年間と高校1年生までの4回出場しました。
一番よい成績が、中学校二年生の時の九州大会銀賞です。
成績だけみると決して華やかではありませんが、目指せ普門館!と夢のステージである全国大会でのよい演奏を目標に燃えていました。

日本の吹奏楽の先輩達は、全日本吹奏楽連盟をつくり、コンクールやコンテストで序列をつくり吹奏楽のレベルを高めその文化を発展させてきました。
それがあり今のレベルに到達したという功績があります。
私は、子どもの頃から、学校での、かけっこなどの運動の競争やテストなどの勉強の点数の競争が好きなほうで、音楽でも中学生、高校生の時の吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテスト、ソロコンテストなどが好きでした。
ですので、教員になってからも吹奏楽コンクールに指揮者として意欲的に参加しています。
中学生の頃、酒井正幸先生指揮、豊島第十中学校吹奏楽部のビデオを同級生割り勘の通販で買い研究しました。
影響をうけた酒井先生がつくられた東京の中学校吹奏楽ということで、東京で吹奏楽指導を頑張ることにしました。
昨年度から東京都一般吹奏楽連盟監事を引き受けたのは、そういった気持ちが強いからであります。

昔から中学校吹奏楽には強力な指導者が存在しました。
今もうじゃうじゃ猛者がいます。(私は違う)
その猛者をもってしても厳しい状況。
中学校吹奏楽が低迷すれば、高校、大学、一般も低迷する。
しかし、中学校吹奏楽には、助けが少なく感じます。
小学校も同じくかな。

14000団体余りある全日本吹奏楽連盟加盟団体のうち半分の7000団体が中学校です。

この危機、圧倒的な割合の中学校をなんとかしないといけません。

私、末端でありますが、中学校の声を届けたいです。

つづく